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鳴滝で開催された能舞台「春の鳴滝能~行燈能~」

ブログ2016年05月30日(月)

5月29日(日)、鳴滝駅より徒歩すぐ、閑静な住宅街の中にある能舞台で「鳴滝能」が開催されました。

「鳴滝能」は、観世流能楽師・杉浦豊彦先生が、演目の前に「能」の舞台裏?普段はご覧いただけない能装束の着付けや、演目の説明を行い、能の魅力を発信するイベントです。

今回で12回目の開催、リピーターの方や初めての方、午前・午後ともに満席となりました。ご参加いただきました皆さまありがとうございました。また、今回満席のためご参加いただけなかったお客さま、次回のお越しをお待ち申し上げます。

今回の演目は「班女」。純粋な恋心を表した一曲です。

あらすじの説明にあわせ、動き・所作など、鑑賞するポイントを教えていただきました。また、「恋心」というところで、先生のご自論をお話しされたところではお客様より笑いが起こっていました。ユーモアを交えてわかりやすく解説いただけるので、お客様も熱心に先生のお話を聞き入っておられました。

続いて、装束の着付け(モデルは杉浦先生)

着付けは通常より、2人もしくは3人で行われています。能装束は、色合い、着付け方の違いで登場人物のキャラクターを表現するそうです。今回の班女(花子さん)は、一心不乱の若い女性ということで、左右非対称の着付けになっています。(右肩の袖をぬがれています)。着物に続き、かずら。髪は毎回結われているそうです。仕上がった“かつら”をつけられているのではないそうです。(初心者は驚き)着物かずらが仕上がると、最後に能面。顔とお面は密着させずに付けられます。着付にも信頼関係の大切さを学ばせていただきました。

着付けが終わり次は演能です。部屋の照明は消され、舞台には行燈が灯り舞台が始まりました。(最初に先生より説明いただきましたが)能舞台は背景がありません。景色、状況を想像しつつ・・・。

舞台が終わると、「鳴滝能」恒例のカーテンコール。ご出演者お一人お一人のご挨拶で「春の鳴滝能」は終了しました。

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