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嵐山の節分

ブログ2020年02月05日(水)

嵐電四条大宮駅入口に節分の飾りが取り付けられていた2月3日。


異形の人々が四条大宮駅前に集まってきました。


京都・嶋原の司太夫(つかさたゆう)さんが主催し、花街の文化を身近に楽しもうという「こったいの会」の皆さん。
毎年節分には、かつて京都のまちの節分行事だった「おばけ」をよみがえらせようと活動されています。
ちなみに「こったい」とは、嶋原では「太夫」(たゆう)のことだそうです。「嶋原大夫さんの会」といったところでしょうか。

会の皆さんが配っていたチラシには、
「昔、立春に年が変わると言われ、節分の日はいわば大晦日。
 年が変わるということは、恵方が変わるということ。
 大晦日に神様が次の年の恵方に大移動。その隙間を狙い、地獄から魑魅魍魎(ちみもうりょう)が現れるので、自分に憑かないように自分でないものに化け、鬼(厄・疫)を化かすという、京都の町なかの旧い風習。
 戦後、町なかではすたれて、芸舞妓がしているので花街の行事に思われがちですが、もともと町衆の文化です。
 当「こったいの会」では、再び町なかに戻そうと、みんなで化けて恵方回りをしています。
 来年はあなたもやってみませんか?」
とのこと。

節分おばけの活動を始められてから、今年で21回目の節分。10年ほど前からは嵐電にも乗車されるようになりました。
壬生寺にお参りされたあと、嵐電で嵐山に移動、天龍寺に向かわれます。

駅で車内を見ると、何事だろう?という感じ。
通常の電車が混雑しないよう、嵐電は毎年、おばけご一行は臨時電車にご乗車いただいています。


途中から乗車されてきたお客様も最初はびっくり、そのうちおばけのルーツを聞いたり、一緒に写真に収まったり、交流を楽しんでいました。


嵐山駅前で集合写真。このあと、ご一行は駅の向かいの天龍寺に向かわれました。
この日の「こったいの会」ご一行の様子はサイト「オマツリジャパン」で詳しく紹介されています。


天龍寺門前。厳しい禅宗のお寺に似つかわしくない(?)、楽しそうな節分の看板が出されています。


境内では、お坊さんたちが甘酒をふるまい、近所の子どもたちの書道や絵画などの展示、たこ焼き・たい焼き屋さんも出ていました。
今年は新型肺炎の流行で、例年に比べて少し静かな節分でした。



それでも豆まきにはたくさんの人があつまり、家内安全とともに、伝染病が早く収まるようにと祈る節分になりました。


嵐山商店街のキャラクター、月橋渡くんも豆まきに参加しました。


節分おばけと天龍寺の節分会(せつぶんえ)、どこか昔なつかしい感じがする嵐山の節分でした。

節分が終わり、暦の上では春。
四条大宮駅入口の装飾も、節分から梅に変わりました。
嵐電沿線の北野天満宮では、梅苑の公開も始まっています(北野天満宮の公式ホームページはこちらです)。
春はもうすぐそこに来ていますね。

 

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